化粧水をつけすぎることの影響とは

化粧水には肌に良い成分が多く含まれています。冬の乾燥した日や乾燥肌の人であれば特に、たっぷりとつけたくなるでしょう。しかし、化粧水のつけすぎが肌荒れの原因にもなりうるのです。肌に良い成分が入っているにもかかわらず肌荒れを起こすのは、水分が影響しています。肌は、水分を吸収できる量があらかじめ決まっています。たっぷり化粧水をつけても、より多く成分を吸収できるわけではないのです。むしろ、肌が余分に濡れていると、肌に必要な水分まで一緒に蒸発してしまいます。そうすると、肌が乾燥しやすくなり、荒れる原因になるのです。

また、化粧水をたっぷりつけるために何度も肌をこすっていると、黒ずみや乾燥の悪化を招くリスクもあります。

化粧水の正しいつけ方

化粧水は毎日使うものです。まずは化粧水選びからこだわりましょう。化粧水には様々な成分が入っていますが、人によって合わない成分もあります。合わない成分によっても、肌が荒れる原因になります。成分をよく見て、自分に合った化粧水を見つけてください。化粧水をつける時は、適量を手に取りましょう。つけすぎは良くありませんが、量が少なすぎても意味がありません。量が少ないと、化粧水の効果を発揮できなくなるためです。目安として、手のひらに500円玉大の量を乗せてください。手のひらで化粧水を十分温めてから、肌にじっくりとなじませましょう。

化粧水をつけたら、乳液やクリームなどで保湿することも忘れてはいけません。正しくつけることで、肌の潤いを保つことができます。